ゲド戦記

DJポチ

2007年07月31日 18:44




世界の均衡が崩れつつあると
予感した大賢人のゲドは
逃亡中のアレンと出会う
ジブリ作品はじまって以来の
ブーイングの嵐が巻き起こった
宮崎吾朗の初監督作品

まず、声優がダメだ
どの台詞も聞きずらい
思わず日本語の
字幕を表示してしまった

合格なのはゲドの
菅原文太だけ

特に酷いのは
テルーの手嶌葵で
もっとも重要な
役でありながら
なぜと思ってしまう

それと背景が従来の
ジブリと変わっていて
粗っぽいようにみえる

ロングの引きの映像が
多くては紙芝居をみている
みたいなのだが

テルーとアレンの
2人だけのシーンの
演出もどこかみていて
恥ずかしさを感じる

物語の説明不足も多い
父親をいきなり刺す
アレンと影の存在

テルーと龍の関係
ゲドとテナーの関係
クモと世界の均衡

そのどれもが
事前に予習しておかないと
全然理解できないのだ

しかし、
酷評されるほど
駄作とはいえない

初監督作品なら
この程度なのが
普通だと思うし

ゲドの原作を
全く気にしない人なら
十分楽しめると思う

ゲド戦記の評価の厳しさは
原作の難解さと・・・
宮崎駿の存在と・・・
ジブリの看板と・・・

監督を囲むまわりに
原因が多少なりとも
あるように思う

崖の上のポニョ

ゲド戦記


amazon dvd 通信販売

関連記事