攻殻機動隊ARISE border1 Ghost Pain

DJポチ

2013年06月25日 23:43



公安の荒巻大輔は電脳を求め墓地を暴くが、殺された上官の容疑を
晴らそうと動く陸軍義体化部隊“501機関”に所属する
草薙素子に銃口を向けられ、「その棺を開くな」と警告される。
「原作者自らがプロットやキャラクター設定などを
 考案したとのこと」

士郎正宗さんのマンガが原作で、テレビや映画、OVAなど、
何度も映像化されてきた「攻殻機動隊」を新たにアニメ化した第1弾

スッタフと声優も一新して、「攻殻」をリスタートさせた。

心配されていた、声優が変わることによっての、
イメージの変化はどうかというと、
主役の草薙素子に関しては、違和感は感じない

前回演じていた田中敦子のもつ、ストイックでクールな部分は、
坂本真綾であっても変わらないし、
若さや未熟な役柄もあって、逆に若い草薙素子にぴったりだ

今回のシリーズは、まだ映像化されていなかった、
公安9課誕生までのプロセスを描くために、
登場人物のイメージも変わっている

バトーやトグサに関しては、
前回演じていた人が個性的すぎるから、
どうしても、そのイメージを引きずってみてしまうが、
初めて観る人なら、問題はないと思う

緻密な描写とダイナミックな演出など、
従来の「攻殻」のもつ魅力は失われていない

数々の伏線をまねきちらし、点が線になる
サスペンスの部分は、新しい魅力として面白い

草薙素子が、いいように手玉にとられる様や
彼女を取り巻く環境に、自由と言うものが
存在しなかったというところなどは、

従来の草薙素子から、想像もつかない
新鮮な驚きを与えてくれる

組織の力に頼らないで、自分の力だけを頼りにする
ような人だったと思っていたが、
軍人らしいところも、持っていたりする

直感による判断力が、まだ未熟なのだろうが、
結局そのことが、事件解決までの足枷になる
「これが、お前の限界だ」と指摘される

他の人々との接触・関係・連絡がない
孤独な部分なども、描かれている


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