マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

　

都会の一角にある不思議なおもちゃ屋。
マゴリアムおじさんは引退を宣言し
支配人のモリーに店を継いでほしいと言い出す

かつての天才ピアノ少女
モリーは作曲ができずに
自身を失っている

そんな彼女が魔法のおもちゃ屋の
相続騒動の中で自身を取り戻していく
姿を描いたファンタジックな物語

マゴリアム役の
ダスティン・ホフマン
モリー役の
ナタリー・ポートマン

どちらも演技達者で
安心して観ていられる

最近目にすることがなくなった
アナログ感あふれる
おもちゃ屋は温もりがあって
派手なＣＧとは違う面白さだ

モリーの自信の無さは
彼女の口から語られるだけではなく

マゴリアムの引退を気に
弱気な所が噴出する姿が描かれる

それにあわせて
輝いていた店内が
真っ暗に変化していくとこは
見所のひとつです

ただ、モリーが弱気になって
急に魔法が信じられなくなる
ところはわかりづらかった

この２人よりも
友達ができずに悩む
子役のエリックと
魔法を信じないヘンリーが
味があってよかった

モリーも本来は
エリックとヘンリーに
からんだほうが盛り上がったと思うが

ダスティンとナタリーの
共演が中心になって
意外な展開が無かった

ファンタジックものにしては
展開が真面目すぎると思う
悪役がでるなど
遊びがもう少しあってもよかった

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