007 スカイフォール

DJポチ

2013年06月07日 07:58



MI6のエージェントのジェームズ・ボンドは、
NATOの諜報部員の情報が記録されている
ハードドライブを強奪した敵のアジトにのり込む
「ボンドの愛車アストンマーチンの、
 特殊装備が懐かしい」

007のコードネームを持つイギリスの敏腕諜報員、
ジェームズ・ボンドの活躍を描く
スパイ・アクションのシリーズ第23弾。

上司Mとの信頼が揺らぐ事態が発生する中、
世界的ネットワークを誇る悪の犯罪組織と
ボンドが壮絶な戦いを繰り広げる。

本作でのボンドは、高齢のエージェントと
位置づけられており、肉体的にも精神的にも
任務の遂行が困難な状況ということになっている

それだからこそ、本作品での重要な要素である
Mとボンドの関係性が、強烈な演出効果を生み出している

これは、本作の敵役であるセヴリンにおいても、
そうであり、強烈なインパクトをもたらしている

ようは、Mこそが本当の主役であるわけだ

ボンドとセブリンとの差は、
本人が優秀かどうかではなくて

人間として、信じることができるかどうかという
Mの普段の性格からは、到底想像できないような
人間らしさが含まれていることが
意外な物語を生み出している

さらに、ボンドの生家や
子供の頃を知る人物の登場など、
ボンド・ファンへのサービスも満載だ

個人的には、Qの久々の登場が面白い

これまでよりも、若い年齢の今風に変わっており、
科学兵器もシンプルなものへと変更になっている

古カブのボンドに対しても物怖じしない態度と、
変わった性格も、キャラとして面白い

Mのお気に入りである、ボンドへ対する
複雑な感情をみせるセブリンも、
今までの敵キャラとしては変わっている

Mの最後まで弱みを見せない性格が、
被害を拡大させる原因のひとつでもあることが、
彼女自身がよくわかっている

それで撃たれたボンドも、納得ずみなんだろう


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