リンカーン 秘密の書

DJポチ

2013年06月09日 04:47



親が人々を襲うヴァンパイア集団に殺されたことを知った
エイブラハム・リンカーンは、リベンジを果たそうと
おのを駆使した戦闘術をマスターしていく。
「ゲティスバーグ演説での名言は、
 日本人にも馴染み深い」

ジョニー・デップとのタッグでおなじみの
ティム・バートンが製作を務め、『ウォンテッド』の
ティムール・ベクマンベトフがメガホンを取ったアクション。

実在した第16代アメリカ合衆国大統領の
エイブラハム・リンカーンがヴァンパイアを
退治するハンターだったという奇想天外な設定は

最初の頃はよかったが、物語が進むにつれ
徐々に破綻していく

史実に無理に落とし込もうとするからなんだが、
逆に言えば、話しが突飛すぎるというのだろう

バランスの問題だが、ヴァンパイアが
本当に存在するかどうかといった、
微妙なサジ加減で十分な内容であったはずだ

それが、あんなに目立つ存在であったら、
史実は完全無視のほうがまだいい

数々の名言も、激戦といったものも、
陽炎のように、ただかすむだけで台無しだ

夜はハンターのリンカーンで十分だった

ヴァンパイア・ハンターの
ヘンリー・スタージスの存在が、
完全な悪として割り切れない
ところはよかったが

奴隷解放の部分は、観ている方が
知ってりゃ十分的な描き方は、
無学な人には、半端そのものだろう

ヴァンパイアが、黒人奴隷を、
家畜のように襲っているから、
だから黒人を解放しないといけない

白人だけの、ヴァンパイアの存在が
ウソくさいんだよ

バイオハザード5で、黒人だらけのゾンビは
人種差別にあたると騒がれるくらいだから、
それは、絶対にNGではあったのだろうが

あの当時の白人至上主義だと、
白人のヴァンパイアを、
受け入れるわけがないと思う

それにしても、あれだけの人数の
ヴァンパイアがいるなら、
なぜ初めから、リンカーンだけを
狙わなかったのか不思議です


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