ウォンテッド

DJポチ

2008年09月20日 14:44



冴えない日常を送っていたウェスリーの前に
突然現れた、暗殺組織の一員という美女フォックス。
ウェスリーの父が組織の優秀な暗殺者だった
「優柔不断なヘタレ男から
自信満々な人物への変化はみもの」


ナイト・ウォッチ」で一躍世界に名をはせた
ティムール・ベクマンベトフ監督が
ハリウッド進出第1弾として映画化

ナイト・ウォッチ」なに?
みたいな人もいると思うが
米国も驚いた、ロシアSF映画の
決定版みたいな映画と言えばいいのか
独特な映像効果が楽しめた映画だった

その特徴である
スローモーションの多様の
アクションシーンは
マトリックス以降さほど珍しくはない

しかし、その荒っぽい表現は
初めて目にする迫力に満ちている

ある人物がエレベーターで
逃げだすかと思いきや
全速力で窓に向かって走り出す

建物の内部からガラスを突き破って
隣のビルに飛びうつるが

顔をアップに映して
スローモーションで
人型に割れるガラスを表現し

また、手首を捻って
弾道を変化させることや

『スピード・レーサー』並に
飛びはねるカーチェイス・シーンと
ありえない映像の連続だった

列車に車ごと飛び込むのも
流れからは予想はついたが
その後の展開は意外すぎる

みどころはラスト近くにある
走りながらの銃撃戦

主人公が一度も立ち止まらず
銃を取り替えながら駆け抜けるのは
スローモーションだがらこそ

主人公の相棒で
美女フォックス役のアンジーは
彼女の代表作である
「トゥームレイダー」以上に
タフで魅力的な女性を演じる

主人公ウェスリー役の
ジェームズ・マカヴォイの
優柔不断なヘタレ男も良かった

殴られるシーンなどの
痛めつけられようが
どうしもなくみえるのがいいし

急にハイテンションになって
周りから浮きまくるところが
丁寧に表現できていてよかった

モーガン・フリーマンは
重要な人物として出演しているが
もっと兄貴的で若い人物であれば
ラストのシーンも変わったと思う

アンジーの最後もカッコよすぎて
男でも憧れるシーンだと思う

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