「姉役のパーカー・ポージーは
チョイ役でも印象に残る人でした」
自分にだけ見える不思議な人
不可解な現象の真相を追い求める
スピリチュアル・スリラー
2002年の香港/シンガポール合作の映画
The EYE 【アイ】のリメイク作ですが
タイで実際に起こった
角膜移植手術による事件を
モチーフにして描いた
ブラインドホラーは
みえないことの恐怖を
全盲として
みえることへの恐怖を
視力の回復として
テーマにすえながら
心霊現象とかけあわせ
ホラー映画としてヒットしました
一般の人間がもつ全盲への
恐怖が解決されたその時から
あらたな恐怖がはじまるのが斬新
音楽を生業とする
盲人は多かったので
ヴァイオリニストの主人公は
ピッタリイメージにはまる
ハリウッド版らしく
オリジナルに比べれば
ＣＧによる演出が際立っているが
後半の明らかになる真相が
ソフトになってしまった
周りからの理解が無く
親にすら恨まれていたことで
苦しみぬいたことが
バッサリ切られてしまい
予想もしなかった
ラストシーンも結果は同じながら
悲惨な展開を回避している
この一連の流れが
結局は元に戻ることへの
主人公の心情が置き去りになった
また、重要なある能力が
角膜提供者のものなのか
それともシドニーのものなのか
私の中では謎のままで終わった
オリジナルでも話題になった
エレベーターのシーンは
ちゃんと再現されている
それと、この映画最大の魅力になるのは
主人公をジェシカ・アルバが演じたこと
最初から最後まで
彼女が画面にでているシーンが
無いと言っていいほどなので
ジェシカ・アルバ好きにはたまらない
最もセクシーな女性として
常に上位にランクされている彼女だが
映画の中でのヌード及びセックシーンを
拒否している優等生の為か
ホラー映画でしか出突っ張りが
できないのかも知れない
彼女がいるといないとでは
この映画の魅力が半減すると思う
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by TREview
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