「本格的なカーチェイスのシーンに
着ぐるみのファンタジックなシーンもある」
ジャック・ブラックは
俳優業のかたわらロックバンド
「テネイシャスD」の活動をしており
その伝説が本作では大活躍する
ロック・オペラ風のイントロから始まり
最後の悪魔とのロックバトルと
ロックネタ満載のバカ映画
実在のバンドを本人が演じている
トンでもない映画だが
ジャック・ブラックなものだから
映画になってはいる
ただ、個々の話のつながりが
ロックなのか滅茶苦茶で
ジャンルすら飛び越えている
下品な言葉や演出もあたりまえ
度を越しているので
その辺が駄目な人はまず観ないほうがいい
ドン引きする
ロック映画だからといって
カッコつけて彼女とみると
いい雰囲気をぶち壊し
気まずい思いで、失敗も味わう
中には危ないシーンもあって
ライブをシュミレーションするヤツとか
あるものでハイになっているヤツとか
幻覚キノコを食べてトリップするとか
とても教育上好ましくない
コアなロック好きなら
まず外れはしないだろうと思う
音楽に関しては
メタルなジャック・ブラックや
クラシックやフォークはじめとした
ギターテクニック
曲調に合わせて歌唱を変えるなど
いつも以上に弾け飛んでいる
それと、いつものように
ケツとおならとハゲとデブも忘れてない
ロック・スターが真面目な役で登場し
ありえないことで爆笑を誘っているが
知らない人には何のことやらだろう
とくに冒頭の
神に祈りをささげるシーンは
一番おいしいところだったと思う
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