斬撃 -ZANGEKI-

DJポチ

2009年10月05日 16:20



謎のウイルスが蔓延した街で、
タオ率いるゾンビハンターは、
病院に残された生存者の救出に向かう。
「子供でも容赦がないセガール、
役の魅力よりも、本人の魅力しかない。」

天下無敵のスティーブン・セガール、
初のサバイバル・アクション。

ゾンビを斬りまくるハードな描写が、
これまでにないセガールの新機軸を
打ち出している。(作品資料より)

圧倒的戦闘力を持つ不死身の男、
寡黙な武道の達人というキャラクターは、
今回も健在だが、

中身の無い内容も健在。

この映画のどこをどうゆう風に、
宣伝すればいいのか腕がいる

なにせ、そのままを表現すれば、
3行で足りてしまう薄さだから。

最近のセガールをみていると、
もうセリフをしゃべるのも、
飽きてしまっているのではと思う

そのうち、彼の映画でのセリフは、
YESとNOしか残らないのではないか。

ウィルスという単語から想像がつく、
ゾンビというストレートな内容で、
その進化系として、都合よく流行りの、
ヴァンパイアを取り入れているが

この映画でもっとも悪いのは、
話を膨らませる、伏線が皆無だということ。

ヴァンパイアの部分にもっと力を
入れてもよさそうだが、
グダグダした展開が最後まで続く。

編集もおかしな部分が多いし、
似たような場面が続くなど、
B級どころか、セルビデオ並み。

病院内で、ゾンビたちが罠のように、
登場してくるのは面白いと思うが、
単体での登場が多く、ラストの盛り上がる
シーンですら、数が足りない。

せまりくるという緊迫感もない、
夜明けには爆撃されるという内容だが、
それをセガールたちは知らないから、
盛り上がるわけがない。

また、仲間の死ぬ場面も、
無駄死にが多くて感動がなく、
あっけないの一言で片がつく。

病院内での映像をどのように
つなぎ変えても、内容が成立しそうなのは、
それだけ中身が無い証拠でもある。

最近の彼の作品は、ビデオストレートと
ばっかりなので仕方がないが、
彼の活躍場面は予想以上に少ないので、
期待して観に行くことはないように。

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