「ブルース・ウィリスはコケルのが得意」
「ダイ・ハード」シリーズの
ブルース・ウィリス主演
ユーモア満載のノンストップ・
アクション・ムービー
最近のブルースの映画にしては
普通の警官を演じているこの作品
ヅラも着用してはいない
警官もののバディムービーではあるが
アクション中心としたものではなく
会話が中心となるコント・ムービーだ
イメージとしてはエディ・マーフィー主演の
『ビバリーヒルズ・コップ』に近いが
こっちのほうが下品なネタが多い
トレイシー・モーガン演じるポールが
繰り広げる、名作へのオマージュは
ブルースの突っ込みもあっておもしろい
この二人が、型破りな刑事ならまだしも
それがシンプルなのもであること
事件の深刻さも吹き飛ばすほど
ふたりのノリは最後まで軽いことと
熱いものを期待したら
酷い目にあう典型的な作品で
チープさを楽しむ映画なのです
事件に関わった理由が、超レアな
ベースボールカードと聞いて
だいたいの人は、呆れかえるだろうが
ようはブルースのホームドラマ
この映画には、嫌味な上司が
でてくるだけではなく、
ふたりのライバルであるコンビも登場する
普通ならこの二人が邪魔をして
話を複雑にしそうなもんだけど
ハンセーカーとマンゴールのコンビは
相当な変わりものとして、話に花を添えている
そのふたりをさらに上回るのが
頭のぶっ飛んだ泥棒デイヴになるのだが
この映画はとにかく主役のふたりよりも
周辺にいるやつらの方が
言動や表現などに独特のしつこさや癖がある
刑事らしい活動もそこそこなので
主役のふたりが警察官である必要が
イマイチなのが痛いかも知れない
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by TREview
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