タイタンの戦い

DJポチ

2011年12月19日 09:00



冥界の王ハデスは、神々に復讐するため
ゼウスが寵愛する人間を、
恐ろしい魔物で滅ぼそうとする
「神々が輝く鎧を纏っているのは、
『聖闘士星矢』の影響であるらしい」

ギリシャ神話を映画化した1981年の
カルト的名作『タイタンの戦い』を、
最新のデジタル技術を使い、現代に再現した

オープニング、漁師として登場する
主人公は、なかなかの好青年として
いい印象を与えてくれるが、問題はこのあと

王宮に招かれたと思いきや
王様からいきなり、
お前は、神の子である!!!!
冥界の王ハデスを倒すのじや!!!

の、ベタな展開

ベルセウスは、何でもかんでも
うん、うん、うなずいて、すぐに納得

自分のルーツを受け入れるのに
ここまで素直で早いと、逆にこの人に
信じる自分の考えがあるのか、
ヒーローとしての魅力が欠けてしまう

さらに、神の力は借りないと
連呼するわりに、ゼウスとは
普通に会話するから、
この二人の仲がよくわからん

当の主人公がこんな感じだから
逆に王の周辺にいる人たちのほうが
魅力的にうつってしまうと思う

危険な冒険に、仲間の死は
感動的なシーンではあるが、
それも、主要メンバーがまとめて
一気にいってしまうので、余韻にひたるがない

一番ダメだなと思うのは
最大の見せ場の魔物クラーケン戦は
なんと、鬼ごっこ
しかも、馬に乗っている

この手の映画は、やっぱり最後は
激しい肉弾戦を想像するが、どうだろう

見事な肉体で甲冑を着こなし、
“闘う男”を演じているはずの
サム・ワーシントンが残念だ

タイタンの逆襲


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