シャーロック・ホームズ

DJポチ

2012年08月08日 21:20



あらゆる悪がはびこる、19世紀末のロンドン。
不気味な儀式を思わせる手口で、
若い女性が次々と殺害される怪事件が勃発する。
「この時代は、科学が思考活動の基盤となる」

『アイアンマン』をスマッシュヒットに導いた
ロバート・ダウニー・Jrが、“史上最高の名探偵”
シャーロック・ホームズに扮したエンターテインメント作。

最も多くの俳優に演じられた架空人物の
一人に数えられる、シャーロック・ホームズだが
近年、もっとも原作のイメージに近いとされたのが
ジェレミー・ブレットだ

NHKで放映された際には、一貫して
露口茂が吹き替えを担当し、
『太陽にほえろ!』の山さんが好きだった
私としては、プラス効果でぞっこんだった

そのジェレミー・ブレットが作った
騎士道精神に満ち溢れた礼儀正しい
英国紳士風の様子が

荒々しくワイルドで、一見だらしなく、
わがままなで気難しい風になったのが
ロバート・ダウニー・Jrだ

原作のホームズは行動力に富み、化学実験を趣味とし、
ヘビースモーカー。コカインやモルヒネを使う
薬物依存があり、格闘も得意だったわけだから

決して、大げさになっているわけではない

相棒のワトスンも、うっかり者で怒りっぽく
大事な場面でヘマばかりするような、
ホームズの引き立て役なんかよりは

この作品のような、頼りになる相棒のワトソンが
圧倒的によかったりする

さらに付け加えると、推理ものとして
どうなのかという疑問があったりしたが

シャーロック・ホームズって、
最後の謎解きが一番の楽しみだったりするが
その点でも、そこをハズしてはいない

ビジュアルシーンだけが目だって、
アクション映画だけにしかみえないが
意外と構成自体はオーソドックスだったりする

この作品オリジナルは、コメディだろうと思う

ホームズとワトソンの喧嘩しても仲が良いという
その感じと距離感が、ユーモラスに描かれている

米国得意のコテコテのバディムービーだ


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