2013年06月08日
推理作家ポー 最期の5日間
1849年のアメリカ、ボルティモア。
闇夜の中で凄惨な殺人事件が発生する。
血まみれの母娘の無残な死体だった。
「この時代は、作家の著作権がまだ確立されていなかった」
40歳の若さで謎の死を遂げた
世界初の推理作家エドガー・アラン・ポー。
アメリカ、ボルティモアで起きる彼の小説を模倣した
連続殺人事件と、彼の最期の日々を史実と
フィクションを織り交ぜて描くサスペンス・スリラー。
観る前に想像した作品とは違うなというのが印象
史実や記録に基づいたポーを描いたというより、
架空の物事に迷い込んだポーを描いている。
彼自身の創作小説そのまんまの世界だが、
推理ものにしては、すべての謎が解き明かされた
状態で(原作者が主人公なので)どんどん事が進んでいく
彼の小説を愛しているものにとっては、
うれしい内容ではあるのだろうが、
小説の作者であるポー自身にとっては、
やりきれないところが、いっぱいある
変わっていると思うところは、
今作品における犯人とは、
ポー自身のメタファーとして登場することだ
ポーの描く世界を、実際に再現してみたという
ことは、ポーの持つ芸術家としての一面
想像から虚構の世界を描きだし、
小説という狭い世界へ落とし込むことへの、
苛立ちから、救いだしたということに他ならない
小説の世界はどこかに、
実際に存在してほしいという思い
犯人はポー自身の欲求が生み出した化けもの
それは、そのまんま。
この映画を撮った連中の思いとまるかぶりだ
この作品のところどころにある、
ごく一部の集団や界隈でしか理解できないネタの
匂いがところどころにするのは、そんな訳だろう
犯人=映画製作者という形は、
ラストの展開の粗しか目立たせない
当時の大衆の好みを作品に反映させた、
作家ポーの生き様だけでも、映画は撮れると思う
にほんブログ村
↑↑↑映画評論・レビューblogランキングに参加中!↑↑↑
この記事が参考になればポチッとお願いします (^^♪
40歳の若さで謎の死を遂げた
世界初の推理作家エドガー・アラン・ポー。
アメリカ、ボルティモアで起きる彼の小説を模倣した
連続殺人事件と、彼の最期の日々を史実と
フィクションを織り交ぜて描くサスペンス・スリラー。
観る前に想像した作品とは違うなというのが印象
史実や記録に基づいたポーを描いたというより、
架空の物事に迷い込んだポーを描いている。
彼自身の創作小説そのまんまの世界だが、
推理ものにしては、すべての謎が解き明かされた
状態で(原作者が主人公なので)どんどん事が進んでいく
彼の小説を愛しているものにとっては、
うれしい内容ではあるのだろうが、
小説の作者であるポー自身にとっては、
やりきれないところが、いっぱいある
変わっていると思うところは、
今作品における犯人とは、
ポー自身のメタファーとして登場することだ
ポーの描く世界を、実際に再現してみたという
ことは、ポーの持つ芸術家としての一面
想像から虚構の世界を描きだし、
小説という狭い世界へ落とし込むことへの、
苛立ちから、救いだしたということに他ならない
小説の世界はどこかに、
実際に存在してほしいという思い
犯人はポー自身の欲求が生み出した化けもの
それは、そのまんま。
この映画を撮った連中の思いとまるかぶりだ
この作品のところどころにある、
ごく一部の集団や界隈でしか理解できないネタの
匂いがところどころにするのは、そんな訳だろう
犯人=映画製作者という形は、
ラストの展開の粗しか目立たせない
当時の大衆の好みを作品に反映させた、
作家ポーの生き様だけでも、映画は撮れると思う
にほんブログ村
↑↑↑映画評論・レビューblogランキングに参加中!↑↑↑
この記事が参考になればポチッとお願いします (^^♪
■09年の記事一覧(モバイル用)
■08年の記事一覧(モバイル用)
■07年の記事一覧(モバイル用)
■06年の記事一覧(モバイル用)
Posted by DJポチ at 04:43│Comments(0)
│洋映画
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。