2013年01月05日
るろうに剣心
明治11年。東京では、人斬り抜刀斎を名乗る男が
誰かれ構わず斬りつける事件が発生していた。
神谷薫が無謀にも男に立ち向かおうとしている。
「斎藤一の牙突があんな形で使われるとは・・・」
週刊少年ジャンプ連載時より人気を博し、
シリーズ累計5700万部のベストセラーとなった
和月伸宏の同名漫画初となる実写映画化。
週刊少年誌では長らく、時代劇は
大ヒットしないというジンクスがあったが
それを覆したのが「剣心」だったと思う
原作ものなので、両方を比較してみれば、
冷徹かつ無愛想なもち味の斎藤一が
馴れ馴れしく、説教をたれるだけの
普通のおっさんになっていたり
ただの馬鹿キャラにしか見えない
相楽左之助だったり
なんの為にいるのかわからん
明神弥彦だったりと不満はある
肝心のお話のほうだが、
緋村剣心を中心としたお話ではあるが
テーマが全く関係のないものになっとる
剣心と言えば、「殺さず」であり
それがテーマであるはずだが
今回の話は、「武田観柳」がボスキャラで
テーマは「没落貴族・士族の悲哀」やら
「金満思想」といった類のもので
剣心が中心となる話ではない
むしろ、明神弥彦が中心となるべき話で、
彼がちょろちょろ動きまわって
話をひっかき回さないといけなかったはずだ
さらに、鯨波兵庫を敵として出していれば
さらに盛りあがったことだろうと思う
しかし、映画の中心はたえず剣心であったし、
話を動かしたのも、剣心だった。
「殺さず」でいけば、鵜堂刃衛という
格好の敵がいて、それだけですんだはずだが
そうなると、世界観が狭くなってしまい、
映画としての、豪華・壮大な見せ場が
失われてしまうことを考えたんだろうと思う
まあ、どっちにしろ、今回の映画に
斎藤一は必要だったのかどうか、疑問を覚える
そっちの件を減らしてでも
剣心と薫の関係を、もっと掘り下げて欲しかった
ラストシーンで剣心が戻ったところの
あれの感動の度合いが違う
二度と「人斬り」に戻らない
という決心は、この時にあった
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週刊少年ジャンプ連載時より人気を博し、
シリーズ累計5700万部のベストセラーとなった
和月伸宏の同名漫画初となる実写映画化。
週刊少年誌では長らく、時代劇は
大ヒットしないというジンクスがあったが
それを覆したのが「剣心」だったと思う
原作ものなので、両方を比較してみれば、
冷徹かつ無愛想なもち味の斎藤一が
馴れ馴れしく、説教をたれるだけの
普通のおっさんになっていたり
ただの馬鹿キャラにしか見えない
相楽左之助だったり
なんの為にいるのかわからん
明神弥彦だったりと不満はある
肝心のお話のほうだが、
緋村剣心を中心としたお話ではあるが
テーマが全く関係のないものになっとる
剣心と言えば、「殺さず」であり
それがテーマであるはずだが
今回の話は、「武田観柳」がボスキャラで
テーマは「没落貴族・士族の悲哀」やら
「金満思想」といった類のもので
剣心が中心となる話ではない
むしろ、明神弥彦が中心となるべき話で、
彼がちょろちょろ動きまわって
話をひっかき回さないといけなかったはずだ
さらに、鯨波兵庫を敵として出していれば
さらに盛りあがったことだろうと思う
しかし、映画の中心はたえず剣心であったし、
話を動かしたのも、剣心だった。
「殺さず」でいけば、鵜堂刃衛という
格好の敵がいて、それだけですんだはずだが
そうなると、世界観が狭くなってしまい、
映画としての、豪華・壮大な見せ場が
失われてしまうことを考えたんだろうと思う
まあ、どっちにしろ、今回の映画に
斎藤一は必要だったのかどうか、疑問を覚える
そっちの件を減らしてでも
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ラストシーンで剣心が戻ったところの
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Posted by DJポチ at 18:30│Comments(0)
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