2012年07月18日
七瀬ふたたび







テレパスの七瀬は、同じ能力を持つ
少年ノリオ、念動力を持つ黒人青年ヘンリーの
3人と北海道で暮らしていた。
「テレビでは4回もドラマ化されているが
原作に最も近いのはこの作品」
筒井康隆作家生活50周年記念映画と題し、
原作に忠実に描くことを重視した初の劇場作品
脚本自体は映画化の10年前に完成して
いたところから、この映画は作風が古い
派手な超能力バトルはないし
解決の糸口すらない逃避行が
永遠と続くスタイルは
現代っ子だとつまらないだろうと思う
映像や作風における趣味趣向の
移り変わりに合わせて、時代への適応を
求められるジャンルがあると思うが
SFというのはまさにそれだと思う
そんな彼らよりも、謎の組織という
ヒーロー戦隊レベルの敵では
リアリティの欠如もいいところ
昭和スタイルが全面に押し出されている
面白いと思ったのは
このジャンルでの物語の本質であり
痛いところをメッセージとして
持ってきたところだった
それは、「何故、君らは群れるのか」という
謎の組織が七瀬らを狙った理由なのだが
作った側が絶対に口にしたらダメなことだろう
思わず、物語が盛り上がるからという
作家と編集側の事情ではないかと
つっこみを入れたくなった
今まで、数々の映画を観てきて
こんな理由を聞いたの初めてだった
それまで、七瀬側では
超能力者を恐れる一般人の恐怖という
よくある理由で、結論づけていたのだが
まだ、そっちのほうが納得できるよな
さらに
ヘンリーという仲間をアンテナにして
テレパスの七瀬が
意中の相手に向かって、エロいことを
叫ぶシーンもあったりして
それが、芦名 星という
もっとも言わせたいタイプの
女優さんだったりするので
筒井康隆の作家らしからぬ
サービス精神に感動したが
それだけの映画だと思う

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原作に最も近いのはこの作品」
筒井康隆作家生活50周年記念映画と題し、
原作に忠実に描くことを重視した初の劇場作品
脚本自体は映画化の10年前に完成して
いたところから、この映画は作風が古い
派手な超能力バトルはないし
解決の糸口すらない逃避行が
永遠と続くスタイルは
現代っ子だとつまらないだろうと思う
映像や作風における趣味趣向の
移り変わりに合わせて、時代への適応を
求められるジャンルがあると思うが
SFというのはまさにそれだと思う
そんな彼らよりも、謎の組織という
ヒーロー戦隊レベルの敵では
リアリティの欠如もいいところ
昭和スタイルが全面に押し出されている
面白いと思ったのは
このジャンルでの物語の本質であり
痛いところをメッセージとして
持ってきたところだった
それは、「何故、君らは群れるのか」という
謎の組織が七瀬らを狙った理由なのだが
作った側が絶対に口にしたらダメなことだろう
思わず、物語が盛り上がるからという
作家と編集側の事情ではないかと
つっこみを入れたくなった
今まで、数々の映画を観てきて
こんな理由を聞いたの初めてだった
それまで、七瀬側では
超能力者を恐れる一般人の恐怖という
よくある理由で、結論づけていたのだが
まだ、そっちのほうが納得できるよな
さらに
ヘンリーという仲間をアンテナにして
テレパスの七瀬が
意中の相手に向かって、エロいことを
叫ぶシーンもあったりして
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Posted by DJポチ at 12:15│Comments(0)
│邦映画
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