ＤＪ犬による映画雑談

炎をまとった骸骨なんぞ
ヒーローに見えないし
声だって、恐ろしいほど低い

彼が闘う悪魔なんぞは
外見が人間そのものなんで
超能力を持ったヒーローに
見えちゃう不思議さ

しかも、彼はヒーローのくせに
街を破壊しまくる
我がままきわまりないのだ

それが良いと思うのも
魅力のひとつだろう

この映画はその異様な外見の
ヒーローに注目が集まるが

その前に、主役のニコラス・ケイジ
の髪の毛ふさふさに眼がいく

つまり、骸骨に変身する前に
もう変身しているじゃんと
突っ込みをいれられるのだ（笑）

さて、ヒーローものとして
この映画の駄目な点は強敵になる
悪魔の外見が普通すぎて
ぜんぜん魅力を感じないところ

さらにスパイダーマンもそうなのだが
ネタ事態が内輪ネタすぎるのも困りものである

世界を救う、人々救う、
それなら、苦しむ人々を、困った人々を
きちんと描かなければならないのに
それが恐ろしいほどかけている

主人公の苦悩も
もう少し踏み込んで描いてほしかったが
中途半端な印象を受けてしまった

脚本も行き当たりばったりで
深みもないが
変わったヒーローものを観たいなら
楽しめるかもしれない



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