2009年09月05日
ラスト・ブラッド
ベトナム戦争最中の在日米軍基地。
アメリカンスクールに潜入した小夜は、
女子生徒に化けたオニに襲われる。
「映画の中で明かされなかった、
複雑な設定が、まだあるような気がする」
日本のフルデジタル・アニメ
『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を
実写映画化したアクション・ホラー。
運命のいたずらで人類の未来を
背負わされたヒロイン、サヤが
世界の危機を救うため、
人間界にはびこる
バンパイア=オニを退治する。
同じアニメ原作という点で
100億なんて制作費をかけながら
原作へのリスペクトのかけらもない
『DRAGONBALL EVOLUTION』
その半分にも満たない製作費で
原作のイメージに忠実であろうとする
「ラスト・ブラッド」は、前者と比較すると
印象は、とても良かったりするので
タメ息がこぼれた。
『DRAGONBALL EVOLUTION』はハリウッド作、
「ラスト・ブラッド」はフランスと香港の合作、
このスタンスの違いが大きく関係しているのか
それとも、たんにスッタフがヘボイだけなのか。
オニゲンなんて、アジアンテイストに
こだわらず、ヨーロッパとからめて
オリジナルなとこも見せてほしかったけど。
サヤが鬼を追って、屋根を滑走するシーンは
少女、怪物、日本刀を中心要素とした
日本のカルチャーに影響を受けた外国人が
好きそうな場面として印象に残る
日本語の看板であふれた街並みの背景とセットで、
この映画ならでの場面といってもいいが
さすがに、ビルの壁を突き破るのは、
やりすぎのNGシーンだと思う。
細い体の少女が尋常ではない力を発揮する、
そのギャップに影響を受けたのかもしれんが、
あれは、アラレちゃんじゃないんだからね。
主役のサヤを演じるチョン・ジヒョンは、
イメージとしてハマっている。
アニメにある、サヤの影を表現していて、
厳しい表情の彼女に、新鮮な印象をうける。
肝心のワイヤーを使ったアクションは、
自然というよりも、不自然という表現が近い。
多くのオニを斬り倒す見どころのシーンで、
スローモーションが多様されすぎているのも、
マイナスの印象しか受けない。
オニの造形、合成、アクション、
すべてが、安っぽいのは仕方が無いとしても
倉田保昭が派手にやられる
アクションシーンの見ごたえもあって、
物足りないとは思わない。
英語のセリフは、小雪のを聞いた時に、
チョン・ジヒョンは上手だと思った。
それと、日本語のシーンは流暢だと思ったら
すべて吹き替えらしいです。
オニゲンこと小雪とサヤの関係が、
想像していたとおりだったのでがっかりだが、
ラストバトルの尺が短いのも残念
というか、この映画は、
すべてのイベント・シーンが短くて、
余韻に浸ることができないという欠点がある。
内容以前に、上映時間86分は短い。
ストーリーを広げずに、
米軍基地内で完結する物語のほうが
スッキリとしていたかも知れません。
[映画雑談サークル:ラスト・ブラッドが好きな人の参加募集中]
レビューポータル「MONO-PORTAL」
amazon dvd 通信販売
複雑な設定が、まだあるような気がする」
日本のフルデジタル・アニメ
『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を
実写映画化したアクション・ホラー。
運命のいたずらで人類の未来を
背負わされたヒロイン、サヤが
世界の危機を救うため、
人間界にはびこる
バンパイア=オニを退治する。
同じアニメ原作という点で
100億なんて制作費をかけながら
原作へのリスペクトのかけらもない
『DRAGONBALL EVOLUTION』
その半分にも満たない製作費で
原作のイメージに忠実であろうとする
「ラスト・ブラッド」は、前者と比較すると
印象は、とても良かったりするので
タメ息がこぼれた。
『DRAGONBALL EVOLUTION』はハリウッド作、
「ラスト・ブラッド」はフランスと香港の合作、
このスタンスの違いが大きく関係しているのか
それとも、たんにスッタフがヘボイだけなのか。
オニゲンなんて、アジアンテイストに
こだわらず、ヨーロッパとからめて
オリジナルなとこも見せてほしかったけど。
サヤが鬼を追って、屋根を滑走するシーンは
少女、怪物、日本刀を中心要素とした
日本のカルチャーに影響を受けた外国人が
好きそうな場面として印象に残る
日本語の看板であふれた街並みの背景とセットで、
この映画ならでの場面といってもいいが
さすがに、ビルの壁を突き破るのは、
やりすぎのNGシーンだと思う。
細い体の少女が尋常ではない力を発揮する、
そのギャップに影響を受けたのかもしれんが、
あれは、アラレちゃんじゃないんだからね。
主役のサヤを演じるチョン・ジヒョンは、
イメージとしてハマっている。
アニメにある、サヤの影を表現していて、
厳しい表情の彼女に、新鮮な印象をうける。
肝心のワイヤーを使ったアクションは、
自然というよりも、不自然という表現が近い。
多くのオニを斬り倒す見どころのシーンで、
スローモーションが多様されすぎているのも、
マイナスの印象しか受けない。
オニの造形、合成、アクション、
すべてが、安っぽいのは仕方が無いとしても
倉田保昭が派手にやられる
アクションシーンの見ごたえもあって、
物足りないとは思わない。
英語のセリフは、小雪のを聞いた時に、
チョン・ジヒョンは上手だと思った。
それと、日本語のシーンは流暢だと思ったら
すべて吹き替えらしいです。
オニゲンこと小雪とサヤの関係が、
想像していたとおりだったのでがっかりだが、
ラストバトルの尺が短いのも残念
というか、この映画は、
すべてのイベント・シーンが短くて、
余韻に浸ることができないという欠点がある。
内容以前に、上映時間86分は短い。
ストーリーを広げずに、
米軍基地内で完結する物語のほうが
スッキリとしていたかも知れません。
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Posted by DJポチ at 20:44│Comments(0)
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