2009年11月30日
2012
2009年。太陽の活動が活発化し、
地球の核が熱せられた結果、
3年後に世界は終わりを迎える―。
「保身に走るエゴだらけの登場人物。
一番は、監督自身の契約内容かも知れない」
ディザスター・ムービーの
大御所ローランド・エメリッヒ監督
あと3年足らずで地球が滅亡するという
シナリオを、圧倒的なVFXで描き切る。
古代マヤが残した暦が話題となっているが
あれは、キーにすらならない、
一切の謎解きは無いし、専門家もでない。
太陽から放出されるニュートリノという
妙に科学チックな問題を持ち出しているが
まずは、あのマヤはどこへいったと
観客は肩透かしを受けると思う。
天文学なら、どれだけでも
後付けで理屈をコネラレそうだし
宗教的な終末思想なら尚のこと
そっちへいきそう感じもするが
肝心のディザスターは、
あまり、深くは無い、
深く考えて作ってはいない。
ちょっと深いとすれば、それは
全体に散りばめられた皮肉の部分だ。
まあ、どこにそんな恨みが
コモっているのかと思いたくなるが
中国人が差別的だと、
この映画を批判したくなるのは
わからないでもない
ただ、それは彼らが世界中の
VIPの為に犠牲になった個所以外にも
チベット人が米国人を助け、
共に協力して脱出を図ることへの、
ヤッカミも含まれていると思う。
金満なロシア人の描き方もえげつないし、
米国の黒人大統領の最後も、
あれは、無いだろう的な表現になっている。
そもそも大統領は、世界中への
演説というヒーローを演じる為に
残ったはずなのだが、盛り上がらない
中途半端に終わらせている。
そして、日本のシーンも
これまた、涙がでるほどのシーンが
唐突に「えっ」って形で終わる。
一番笑えるのが、国家が崩壊し
肩書が何の意味も持たないはずの
各国首脳陣が、人道主義の一言に
ホイホイとうなずく場面だ
まだお前らは、
米国に追従するのかと不思議になるが
あそこに集まった奴らは、
選ばれた人や金や権力で命を買った連中で、
それがあんな言葉に、
説得されるのは首をかしげる
ある本の一節を持ち出して、
この映画のテーマをブツけてくるが
それはもっと前にやるべきで、
あの時点では、タイミングを外している。
最後に指摘することも無いが、
災難のCG映像は、アトラクションとして
面白いし、初めてみるシーンが盛りだくさん
[映画雑談サークル:2012が好きな人の参加募集中]
レビューポータル「MONO-PORTAL」
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一番は、監督自身の契約内容かも知れない」
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大御所ローランド・エメリッヒ監督
あと3年足らずで地球が滅亡するという
シナリオを、圧倒的なVFXで描き切る。
古代マヤが残した暦が話題となっているが
あれは、キーにすらならない、
一切の謎解きは無いし、専門家もでない。
太陽から放出されるニュートリノという
妙に科学チックな問題を持ち出しているが
まずは、あのマヤはどこへいったと
観客は肩透かしを受けると思う。
天文学なら、どれだけでも
後付けで理屈をコネラレそうだし
宗教的な終末思想なら尚のこと
そっちへいきそう感じもするが
肝心のディザスターは、
あまり、深くは無い、
深く考えて作ってはいない。
ちょっと深いとすれば、それは
全体に散りばめられた皮肉の部分だ。
まあ、どこにそんな恨みが
コモっているのかと思いたくなるが
中国人が差別的だと、
この映画を批判したくなるのは
わからないでもない
ただ、それは彼らが世界中の
VIPの為に犠牲になった個所以外にも
チベット人が米国人を助け、
共に協力して脱出を図ることへの、
ヤッカミも含まれていると思う。
金満なロシア人の描き方もえげつないし、
米国の黒人大統領の最後も、
あれは、無いだろう的な表現になっている。
そもそも大統領は、世界中への
演説というヒーローを演じる為に
残ったはずなのだが、盛り上がらない
中途半端に終わらせている。
そして、日本のシーンも
これまた、涙がでるほどのシーンが
唐突に「えっ」って形で終わる。
一番笑えるのが、国家が崩壊し
肩書が何の意味も持たないはずの
各国首脳陣が、人道主義の一言に
ホイホイとうなずく場面だ
まだお前らは、
米国に追従するのかと不思議になるが
あそこに集まった奴らは、
選ばれた人や金や権力で命を買った連中で、
それがあんな言葉に、
説得されるのは首をかしげる
ある本の一節を持ち出して、
この映画のテーマをブツけてくるが
それはもっと前にやるべきで、
あの時点では、タイミングを外している。
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Posted by DJポチ at 09:50│Comments(0)
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ローランド・エメリッヒ(Roland Emmerich, 1955年11月10日 - )スケールの大きな映画を製作することで有名な、アメリカで活動するドイツ人映画監督である(ウィキペディアより)1998年の『GODZILL...
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