2010年09月10日
インセプション
潜在意識に入り込み、情報を盗む“エクストラクト”。
この世界最高の腕を持つ産業スパイのコブは、
アイデアの芽を植え付ける“インセプション”の依頼を受ける。
この世界最高の腕を持つ産業スパイのコブは、
アイデアの芽を植え付ける“インセプション”の依頼を受ける。
「アーサー役のジョセフ・ゴードン=レヴィットが
いい魅力をだしている」
『ダークナイト』を世界的大ヒットに導き、
一躍注目を集めた俊英
クリストファー・ノーラン監督の最新作。
人の潜在意識からアイデアを盗む、
スゴ腕の産業スパイ・コブ役にレオナルド・ディカプリオ。
コブに危険な依頼をする、クールでクレバーな
大物実業家・サイトー役に渡辺 謙という、
日米スターの共演も話題だ。
“夢”という何が起きても不思議じゃない
世界で繰り広げられる、刺激的な現象の数々。
これまで見たことのない、
独創的でスタイリッシュなSFX映像など
見所の多い作品なのだ
まず、夢という何でもありな場所が
舞台だと聞いていたので、
頭が混乱するだけの物語を想像していた
そこら辺を回避するために
まず、夢といっても秩序がありルールが存在する
夢の世界を作りあげる建築家がいる
元々、主人公のコブもその一人だが
彼にはある事情があって、夢の世界を設計できない
そこで、彼よりも優秀と言われる
建築家のアリアドネ(エレン・ペイジ)が登場する
彼女によって作られた夢の世界に
ターゲットを誘い込むので
観ているほうは、混乱が和らぐ
事前にどうやって、仕事を進めていくのかを
順を追って解説していくのでわかりやすい
逆にこの世界を濃厚にし
混乱させていく要因は別にあって
この世界に入り込む侵入者の潜在意識を
すべて共有させてしまうという特徴にある
主人のコブは、妻を亡くしことで
自分の犯した罪や過失を償うことが
トラウマとなって潜在意識に強く残っている
そしてコブは、夢を設計できる建築家であり
アリアドネが作った今回の夢の世界に
唯一介入ができてしまう
アリアドネがコブに何度も絡んでくるのは
彼女自身がその危うさに早くから気づいてた
からなのだが、それが結局、現実になってしてしまう
彼の潜在意識が作り出した
亡き妻モルが、いつもどおり邪魔をする
それ以外にも、夢のなかの夢という
多重構造の存在や、夢の中で死ぬことでしか
目覚めることができないことなど
その他にもいろいろあるのだが
そんなことを、いちいち気にしなくても
街がいきなり折れ曲がったり
無重力の格闘戦など、大金をかけたビジュアルに
驚きまくって、途中からは気にならなくなった
第4階層でコブが亡き妻モルと
対峙するところのセリフは痛くなってくる
すべては偶像であることを認めて
よりどころを失う辛さはキツイ
まあ、それと引き換えで子供と
再会するってことなのだろうが
ノーラン監督は当初から
渡辺 謙が演じる大物実業家・サイトーが
キーパーソンだと言っていたが
潜在意識の最下層である虚無で
ふたりが対峙したシーン
コブはサイトーに自己の姿を反映させて
いるようだったし、それを元の世界へ
戻るように説得しているあたりは
インパクトが強い
しかも、この後のふたりが
顔を合わせて無言で互いにみつめあうのがいい
そして話題のラストシーン
果たして、これは夢なのか現実なのか…だが
最後の最後で余計な混乱はいらないと思う
なぜなら、気になって眠れなくなるから
レビューポータル「MONO-PORTAL」
いい魅力をだしている」
『ダークナイト』を世界的大ヒットに導き、
一躍注目を集めた俊英
クリストファー・ノーラン監督の最新作。
人の潜在意識からアイデアを盗む、
スゴ腕の産業スパイ・コブ役にレオナルド・ディカプリオ。
コブに危険な依頼をする、クールでクレバーな
大物実業家・サイトー役に渡辺 謙という、
日米スターの共演も話題だ。
“夢”という何が起きても不思議じゃない
世界で繰り広げられる、刺激的な現象の数々。
これまで見たことのない、
独創的でスタイリッシュなSFX映像など
見所の多い作品なのだ
まず、夢という何でもありな場所が
舞台だと聞いていたので、
頭が混乱するだけの物語を想像していた
そこら辺を回避するために
まず、夢といっても秩序がありルールが存在する
夢の世界を作りあげる建築家がいる
元々、主人公のコブもその一人だが
彼にはある事情があって、夢の世界を設計できない
そこで、彼よりも優秀と言われる
建築家のアリアドネ(エレン・ペイジ)が登場する
彼女によって作られた夢の世界に
ターゲットを誘い込むので
観ているほうは、混乱が和らぐ
事前にどうやって、仕事を進めていくのかを
順を追って解説していくのでわかりやすい
逆にこの世界を濃厚にし
混乱させていく要因は別にあって
この世界に入り込む侵入者の潜在意識を
すべて共有させてしまうという特徴にある
主人のコブは、妻を亡くしことで
自分の犯した罪や過失を償うことが
トラウマとなって潜在意識に強く残っている
そしてコブは、夢を設計できる建築家であり
アリアドネが作った今回の夢の世界に
唯一介入ができてしまう
アリアドネがコブに何度も絡んでくるのは
彼女自身がその危うさに早くから気づいてた
からなのだが、それが結局、現実になってしてしまう
彼の潜在意識が作り出した
亡き妻モルが、いつもどおり邪魔をする
それ以外にも、夢のなかの夢という
多重構造の存在や、夢の中で死ぬことでしか
目覚めることができないことなど
その他にもいろいろあるのだが
そんなことを、いちいち気にしなくても
街がいきなり折れ曲がったり
無重力の格闘戦など、大金をかけたビジュアルに
驚きまくって、途中からは気にならなくなった
第4階層でコブが亡き妻モルと
対峙するところのセリフは痛くなってくる
すべては偶像であることを認めて
よりどころを失う辛さはキツイ
まあ、それと引き換えで子供と
再会するってことなのだろうが
ノーラン監督は当初から
渡辺 謙が演じる大物実業家・サイトーが
キーパーソンだと言っていたが
潜在意識の最下層である虚無で
ふたりが対峙したシーン
コブはサイトーに自己の姿を反映させて
いるようだったし、それを元の世界へ
戻るように説得しているあたりは
インパクトが強い
しかも、この後のふたりが
顔を合わせて無言で互いにみつめあうのがいい
そして話題のラストシーン
果たして、これは夢なのか現実なのか…だが
最後の最後で余計な混乱はいらないと思う
なぜなら、気になって眠れなくなるから
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Posted by DJポチ at 20:43│Comments(1)
│洋映画
この記事へのコメント
最高
Posted by 最高 at 2010年10月26日 19:58
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