2011年05月01日
[リミット]
ポール・コンロイはイラクで働く米国人運転手。
何者かに襲われ拉致され、気づくと棺のような
箱の中にいた。
「閉所恐怖症の人は、見ちゃダメかも」
理由もわからず突然、土中の箱に閉じ込められた男が、
死へのタイムリミットが迫る中、わずかな道具を頼りに
脱出を試みるシチュエーションスリラー。
その舞台が狭い棺おけの中で
出演する役者は、ほぼ主人公ひとりのみ
究極の箱物スリラーは、評判どおりの作品だった。
まず、最初に言っておくが
この作品は飽きがない
それぐらい脚本がよくできている
主人公ポール・コンロイの一人芝居による
多種多様な感情の変化がうまいぐあいに
作品を盛り上げていき、観るものを惹きつけるし
さらに、携帯電話というアイテムが
物語を進展させ、
さまざまなドラマを生み出していく
急になる携帯音が、いい緊張感を生み
憎らしい演出というか、タイミングのよさは
計算しつくされたものと思える
さらに音だけをとおして、
主人公の見えないところでの
様々な人間模様も観るものを驚かせるだろう
そろそろ音に飽きだしたころを
見計らったように、導入される動画ファイルなどは
よく考えているなーと思った
そこそこの謎と、皮肉な社会風刺の数々と
小道具の使い方ひとつひとつが
最後まで飽きさせない工夫になっている
さらに、狭い狭い棺おけの中が
舞台のくせに、カメラワークは凝っている
息遣いひとつが効果的につかえるわけだ
こういう映画って、結局は体裁だけで
ドラマとしての終わりになると思いきや
硬派というか、最後まで一貫して
世界観が貫きとおされたことが
ラストの衝撃的な結果につながっている
その時に電話で交わされる、
ふたりのやりとりこそ
どうしようもない、戦争に対する
やりばの無い怒りが、見え隠れする
最後に、唯一、主人公以外で登場するのが
蛇一匹とは、恐れ入りました。
理由もわからず突然、土中の箱に閉じ込められた男が、
死へのタイムリミットが迫る中、わずかな道具を頼りに
脱出を試みるシチュエーションスリラー。
その舞台が狭い棺おけの中で
出演する役者は、ほぼ主人公ひとりのみ
究極の箱物スリラーは、評判どおりの作品だった。
まず、最初に言っておくが
この作品は飽きがない
それぐらい脚本がよくできている
主人公ポール・コンロイの一人芝居による
多種多様な感情の変化がうまいぐあいに
作品を盛り上げていき、観るものを惹きつけるし
さらに、携帯電話というアイテムが
物語を進展させ、
さまざまなドラマを生み出していく
急になる携帯音が、いい緊張感を生み
憎らしい演出というか、タイミングのよさは
計算しつくされたものと思える
さらに音だけをとおして、
主人公の見えないところでの
様々な人間模様も観るものを驚かせるだろう
そろそろ音に飽きだしたころを
見計らったように、導入される動画ファイルなどは
よく考えているなーと思った
そこそこの謎と、皮肉な社会風刺の数々と
小道具の使い方ひとつひとつが
最後まで飽きさせない工夫になっている
さらに、狭い狭い棺おけの中が
舞台のくせに、カメラワークは凝っている
息遣いひとつが効果的につかえるわけだ
こういう映画って、結局は体裁だけで
ドラマとしての終わりになると思いきや
硬派というか、最後まで一貫して
世界観が貫きとおされたことが
ラストの衝撃的な結果につながっている
その時に電話で交わされる、
ふたりのやりとりこそ
どうしようもない、戦争に対する
やりばの無い怒りが、見え隠れする
最後に、唯一、主人公以外で登場するのが
蛇一匹とは、恐れ入りました。
★blogランキングに参加中! この記事が参考になれば
ポチッとお願いします (^^♪
★★★★(素晴らしい)
★★★☆(すごい)
★★☆☆(とても良い)
★☆☆☆(良い)
by TREview
■09年の記事一覧(モバイル用)
■08年の記事一覧(モバイル用)
■07年の記事一覧(モバイル用)
■06年の記事一覧(モバイル用)
Posted by DJポチ at 21:21│Comments(0)
│洋映画
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。