2011年08月19日
ザ・ホステージ
バスの運転手を36年勤め上げたヤン・ヴールマンは、
超高層ビルで受付の従業員に銃を突き付け、
巨大電器メーカーのトップとの会見を要求する
「何の抵抗もなく、簡単にビルを占拠。
説得もしないと、意外と能天気」
ひとりの男が自身の正義と信念を貫き、
真実を追究しようと起こした立てこもり事件を
モチーフに描いたサスペンス。
実際に起きた立てこもり事件をモチーフにした
サスペンスとのふれこみなのだが、
真相は謎のまま、映画は終わってしまう
ジャケのイメージから
アクション映画と思い込んでしまうことから
まず、騙されてしまうんだけど
パンドラの箱と呼ばれる
ヤン・ヴールマンが唯一気づいた
その秘密も、はっきりとせずに終わることから
サスペンスと謎解き好きには物足りない
この映画は、ヤン・ヴールマンという
一人の男の破滅を描いている
精神的に病んだ人間の行く末
幻聴に始まり、幻覚に突き進み
思い込みからの行動へと、
たんたんと巧みに話が進んでいくので
気づくのが遅れるんだが
その辺の作りこみのうまさが
モントリオール映画祭で最優秀作品賞なのだろう
偏屈で頑固な親父でとにかく曲げない人
それが、ひとりの女性のクレームが
発端となり、少しづつ狂い初めていく
一番の悪いことは
彼自身が、自分が孤立している原因に
気づいていないことだろう
家を出て、娘と暮らす妻の話から
それが深刻な問題であることが分かる
フィリップ社製のテレビに隠された秘密も
結局、この男の思い込みだけで
そんなものは、無かったのではないかと思ってしまう
自分の誕生日を祝いに来てくれた2人の人物
そのひとりが長年彼が楽しんでいた、
クイズショーの司会者の女性であり
彼に犯行を決断させる人物
この辺から、おかしいなーと思ってしまった
彼の上司が、解雇を告げる際に
ヤンにぶちまけた、あのセリフこそ
周囲の彼に対する、本心なんだろう
最後のシーンも、彼の妄想で終わってしまう
久々に、何が真実なのかわからん映画だった
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説得もしないと、意外と能天気」
ひとりの男が自身の正義と信念を貫き、
真実を追究しようと起こした立てこもり事件を
モチーフに描いたサスペンス。
実際に起きた立てこもり事件をモチーフにした
サスペンスとのふれこみなのだが、
真相は謎のまま、映画は終わってしまう
ジャケのイメージから
アクション映画と思い込んでしまうことから
まず、騙されてしまうんだけど
パンドラの箱と呼ばれる
ヤン・ヴールマンが唯一気づいた
その秘密も、はっきりとせずに終わることから
サスペンスと謎解き好きには物足りない
この映画は、ヤン・ヴールマンという
一人の男の破滅を描いている
精神的に病んだ人間の行く末
幻聴に始まり、幻覚に突き進み
思い込みからの行動へと、
たんたんと巧みに話が進んでいくので
気づくのが遅れるんだが
その辺の作りこみのうまさが
モントリオール映画祭で最優秀作品賞なのだろう
偏屈で頑固な親父でとにかく曲げない人
それが、ひとりの女性のクレームが
発端となり、少しづつ狂い初めていく
一番の悪いことは
彼自身が、自分が孤立している原因に
気づいていないことだろう
家を出て、娘と暮らす妻の話から
それが深刻な問題であることが分かる
フィリップ社製のテレビに隠された秘密も
結局、この男の思い込みだけで
そんなものは、無かったのではないかと思ってしまう
自分の誕生日を祝いに来てくれた2人の人物
そのひとりが長年彼が楽しんでいた、
クイズショーの司会者の女性であり
彼に犯行を決断させる人物
この辺から、おかしいなーと思ってしまった
彼の上司が、解雇を告げる際に
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Posted by DJポチ at 20:58│Comments(0)
│洋映画
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