2011年12月11日
狼たちの処刑台
老退役軍人であるハリーは、
入院中の妻の身を案じながら
公共団地で余生を過ごす日々を送っていた
「意外な人物が最後に活躍をみせる」
不良少年がギャング化し犯罪の温床となった
公共団地を舞台に、親友を殺害された男の
復讐を描いたクライムアクション
冒頭は、ホームビデオ風の主観的映像で
ギャング団の無法ぶりを
スタイリッシュな描き方をしたかと思いきや
その後は、影の部分を生かした
渋い照明で、どっしりと落ち着いた
映像で話が進んでいく
取り締まり室ひとつとっても
照明と画角による、緊張感の作りかた
地下道での銃撃戦の時の
暗闇の使い方などが、とにかくいい
話もサクサク進むし、あきないし、
最後まで緊張感が続く展開になっている
役者は、悪い奴は悪い奴にみえるし
頭の悪い奴も頭の悪い奴にみえる
当たり前のことなのではあるが
役者の作り込みに、関心しきりだった
実況で、なんでもかんでも状況説明する
映画のワザトらしさがなく
この映画は、全部映像で語ってくれる
病院の空きベットひとつで、何を語らんや
主人公のハリーは、おじいちゃん!
それが、若者たちのギャング団相手に
ひと暴れするわけだが
それはひとえに
超高齢化社会の歪みである
老人たちと若者たちの戦いでもある
世代(時代)による文化、
価値観、思想などの相違
自分たちが作りあげたものへの
ただならぬ恐怖感と脅迫概念は
決して、対岸の火事ではない
日本では、オヤジ狩りになるわけだ
ハリーおじいちゃんは
互いの暴力の違いを、大義と娯楽の違いで
言い表すんだが
このセリフはハリーおじいちゃんの
自己弁護ともとれる
過去を消したがった、本人の過去への
自己嫌悪からは、そう説明しないと
納得できないことを感じてしまう
正当防衛とはいえ、
嫌な過去を思いださせられた
個人の尊重を踏みにじられたことへの
怒りという、堅いテーマも見え隠れする
不良少年がギャング化し犯罪の温床となった
公共団地を舞台に、親友を殺害された男の
復讐を描いたクライムアクション
冒頭は、ホームビデオ風の主観的映像で
ギャング団の無法ぶりを
スタイリッシュな描き方をしたかと思いきや
その後は、影の部分を生かした
渋い照明で、どっしりと落ち着いた
映像で話が進んでいく
取り締まり室ひとつとっても
照明と画角による、緊張感の作りかた
地下道での銃撃戦の時の
暗闇の使い方などが、とにかくいい
話もサクサク進むし、あきないし、
最後まで緊張感が続く展開になっている
役者は、悪い奴は悪い奴にみえるし
頭の悪い奴も頭の悪い奴にみえる
当たり前のことなのではあるが
役者の作り込みに、関心しきりだった
実況で、なんでもかんでも状況説明する
映画のワザトらしさがなく
この映画は、全部映像で語ってくれる
病院の空きベットひとつで、何を語らんや
主人公のハリーは、おじいちゃん!
それが、若者たちのギャング団相手に
ひと暴れするわけだが
それはひとえに
超高齢化社会の歪みである
老人たちと若者たちの戦いでもある
世代(時代)による文化、
価値観、思想などの相違
自分たちが作りあげたものへの
ただならぬ恐怖感と脅迫概念は
決して、対岸の火事ではない
日本では、オヤジ狩りになるわけだ
ハリーおじいちゃんは
互いの暴力の違いを、大義と娯楽の違いで
言い表すんだが
このセリフはハリーおじいちゃんの
自己弁護ともとれる
過去を消したがった、本人の過去への
自己嫌悪からは、そう説明しないと
納得できないことを感じてしまう
正当防衛とはいえ、
嫌な過去を思いださせられた
個人の尊重を踏みにじられたことへの
怒りという、堅いテーマも見え隠れする
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Posted by DJポチ at 06:26│Comments(0)
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