ＤＪ犬による映画雑談

冒頭の忍者屋敷が
どうみても中国の宮殿にしか
見えないのだが

観終わったあと
あれが人里離れた北海道と
知ったときにさらに驚いた

全世界で大ヒットした
人気格闘アクションゲームが
映画化されたものだから

この変のおかしなところは
笑ってこらえてみるのが
常識だろうがそこに
ケイン・コスギがいると

どうしても米国で
忍者ブームを巻き起こした
お父さんとダブってみえる
ので笑えないのだ

そんな物語と同じように
アクションも期待できないと
思いきや

この作品に合わないほど
アクションのできがいい

女性の美しさを
生かしながら派手な絵を作り
ステージも多種多様にそろえ

クライマックスに
時間制限を持ってきて
スリルを味あわせる

さすがコーリー・ユンが
監督しているだけあって
見ごたえ十分だった

主役のかすみ役を
デヴォン青木が演じているが

表情があまり変わらない
仏頂面の役者さんなので
好みがわかれる

物語はあらすじをみても
期待できない内容で

ダイナミックでテンポの
いい闘いに引きずられるように
サクサク進んでいく

情けないほど影の
うすい存在になってます

そんな物語が
唯一がんばっているのが
お色気シーンで

必要以上な水着がでてくるなど
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