2007年10月10日
パンズ・ラビリンス
1944年、内戦終決後のスペイン
オフィーリアは身重の母親と
冷酷な義父のいる駐屯地で暮らす
オフィーリアは身重の母親と
冷酷な義父のいる駐屯地で暮らす
第79回アカデミー賞で
撮影・美術・メイクアップの
3部門に輝いた作品
「バベル」「トゥモロー・ワールド」の
両監督とアカデミー賞で話題になった
ギレルモ・デル・トロが
今年最後に登場するわけです
この監督は戦争の現実性ではなく
陰湿さを描くことに非常にたけている
残酷な描写に素直で
ためらいが全くないうえ
汚いシーンも平然とこなす
オフィーリアが
泥まみれの虫地獄や
自分のミスで妖精が
食われるシーンなど
ファンタジーでありながら
ヒロインでありながら
過酷なシーンを演じるわけです
この監督さんは
子供を主役にした作品の肝を
きちんとわきまえていて
子役の表情と
ものわかりなさと
理解できない行動と
大人と違う子供を
ちゃんと演出している
この作品のラビリンスは
大人と子供の隔絶した世界を
残酷に表現してみせたものでは
ないのでしょうか
オフィーリアは
内戦とファンタジーと
どちらも普段の生活から
隔絶された世界を
行ったり来たりする
そのどちらもが
うまくいかないとは
意地悪そのもの
観ているものに対して
ラビリンスをあやふやに
するかと思いきや
ラストにある人を登場させて
夢も希望もない
現実に引き戻してくれる
ファンタジーに
冒険、夢、幸福を
求める人がみると
最後には苦い表情になりそう
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「バベル」「トゥモロー・ワールド」の
両監督とアカデミー賞で話題になった
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この監督は戦争の現実性ではなく
陰湿さを描くことに非常にたけている
残酷な描写に素直で
ためらいが全くないうえ
汚いシーンも平然とこなす
オフィーリアが
泥まみれの虫地獄や
自分のミスで妖精が
食われるシーンなど
ファンタジーでありながら
ヒロインでありながら
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この監督さんは
子供を主役にした作品の肝を
きちんとわきまえていて
子役の表情と
ものわかりなさと
理解できない行動と
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この作品のラビリンスは
大人と子供の隔絶した世界を
残酷に表現してみせたものでは
ないのでしょうか
オフィーリアは
内戦とファンタジーと
どちらも普段の生活から
隔絶された世界を
行ったり来たりする
そのどちらもが
うまくいかないとは
意地悪そのもの
観ているものに対して
ラビリンスをあやふやに
するかと思いきや
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Posted by DJポチ at 02:54│Comments(0)
│洋映画
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