2009年11月06日
スペル
銀行のローンデスクで働くクリスティンは、
ジプシー風の老婆のローンの延長願いを断る。
すると老婆は態度を豹変、激怒し飛び掛る。
「クリスティンの鼻血ブーはギャグの王道だ。
まさかホラーでみられるとは思わなかった」
日常生活に潜む些細なきっかけが呼びおこす、
想定外にして究極の恐怖を主人公と共に体感する
圧倒的衝撃作。
監督のサム・ライミは、その昔
ホラー映画の監督として人気を集めていたが、
最近は「スパイダーマン」にかかりっきりだった。
そのスパイダーマンが一段落したことで
次にメガホンを取ったのが、
得意分野の今作であり、周囲の期待も高い。
最近のホラーは、
リアル志向への動きで、ソリッドシチュエーション、
ポイント・オブ・ビュー、モキュメンタリーなどの
凝った設定の体験型が支流になっている
「スペル」は、どちかといえば、
エンターテインメント志向のホラーに入る
クスクスと笑えるようなユーモアな場面が多い
特に、主人公でヒロイン・クリスティンは
恐怖にさらされるというよりも、
汚物にさらされるという、汚れシーンが多い
彼女の相手は老婆になるが、
その老婆相手に、殴る蹴るというアクションや、
汚いセリフを言ったりとコメディ色が色濃くでる
この手の役は、ほとんどが善良で良心的な
人物として描かれ観客の同情を引くものだが、
時間が経つにつれ、クリスティンの本性があばかれ
自分勝手でわがままな性格へと変貌していく
老婆に謝罪しに行きながらも嘘をつき、
ちょっと前まではかわいがっていたネコを
あることで探しまわるところで滑稽になるし
思い通りにいかずに、いらだたしさから
アイスを食べ続けて、不貞腐れるなんて
ヒロインに似合わないシーンもある
悪霊の登場シーンにサム・ライミらしさである
風の使い方のうまさは相変わらずなのだが
造形はそれほど、関心するほどのものではない
その逆に、これでもかとクリスティンに
焦点をあてて、物語を展開させている
そう、この映画は主人公クリスティンを
呼び物にする、変わったホラーなのです。
主人公クリスティンを演じるアリソン・ローマンは、
中堅どころに入る女優さんだが、
眉を縮めて睨む表情は、
小悪魔なかわいい魅力を持っている。
その魅力は、彼氏の実家に行った時に
ドレスアップされて、存分に発揮されるが、
サム・ライミはこんなシーンも撮れるんだと思った。
相手の老婆は、汚物のおまけつきのディープキスや
飛び道具の入れ歯を駆使して、クリスティンを
攻撃しまくるしで、ユーモアに溢れている。
早くから、ラストシーンにむすびくつ
オチの伏線をはり、どんでん返しを用意している
[映画雑談サークル:スペルが好きな人の参加募集中]
レビューポータル「MONO-PORTAL」
amazon dvd 通信販売
まさかホラーでみられるとは思わなかった」
日常生活に潜む些細なきっかけが呼びおこす、
想定外にして究極の恐怖を主人公と共に体感する
圧倒的衝撃作。
監督のサム・ライミは、その昔
ホラー映画の監督として人気を集めていたが、
最近は「スパイダーマン」にかかりっきりだった。
そのスパイダーマンが一段落したことで
次にメガホンを取ったのが、
得意分野の今作であり、周囲の期待も高い。
最近のホラーは、
リアル志向への動きで、ソリッドシチュエーション、
ポイント・オブ・ビュー、モキュメンタリーなどの
凝った設定の体験型が支流になっている
「スペル」は、どちかといえば、
エンターテインメント志向のホラーに入る
クスクスと笑えるようなユーモアな場面が多い
特に、主人公でヒロイン・クリスティンは
恐怖にさらされるというよりも、
汚物にさらされるという、汚れシーンが多い
彼女の相手は老婆になるが、
その老婆相手に、殴る蹴るというアクションや、
汚いセリフを言ったりとコメディ色が色濃くでる
この手の役は、ほとんどが善良で良心的な
人物として描かれ観客の同情を引くものだが、
時間が経つにつれ、クリスティンの本性があばかれ
自分勝手でわがままな性格へと変貌していく
老婆に謝罪しに行きながらも嘘をつき、
ちょっと前まではかわいがっていたネコを
あることで探しまわるところで滑稽になるし
思い通りにいかずに、いらだたしさから
アイスを食べ続けて、不貞腐れるなんて
ヒロインに似合わないシーンもある
悪霊の登場シーンにサム・ライミらしさである
風の使い方のうまさは相変わらずなのだが
造形はそれほど、関心するほどのものではない
その逆に、これでもかとクリスティンに
焦点をあてて、物語を展開させている
そう、この映画は主人公クリスティンを
呼び物にする、変わったホラーなのです。
主人公クリスティンを演じるアリソン・ローマンは、
中堅どころに入る女優さんだが、
眉を縮めて睨む表情は、
小悪魔なかわいい魅力を持っている。
その魅力は、彼氏の実家に行った時に
ドレスアップされて、存分に発揮されるが、
サム・ライミはこんなシーンも撮れるんだと思った。
相手の老婆は、汚物のおまけつきのディープキスや
飛び道具の入れ歯を駆使して、クリスティンを
攻撃しまくるしで、ユーモアに溢れている。
早くから、ラストシーンにむすびくつ
オチの伏線をはり、どんでん返しを用意している
★blogランキングに参加中! この記事が参考になれば
ポチッとお願いします (^^♪
★★★★(素晴らしい)
★★★☆(すごい)
★★☆☆(とても良い)
★☆☆☆(良い)
by TREview
[映画雑談サークル:スペルが好きな人の参加募集中]
レビューポータル「MONO-PORTAL」
amazon dvd 通信販売
■09年の記事一覧(モバイル用)
■08年の記事一覧(モバイル用)
■07年の記事一覧(モバイル用)
■06年の記事一覧(モバイル用)
Posted by DJポチ at 14:52│Comments(5)
│洋映画
この記事へのコメント
明日の11.8「革命的県民大会」のポスター見に来てね!
http://ryukyukaihou.ti-da.net/e2212216.html
http://ryukyukaihou.ti-da.net/e2212216.html
Posted by 万民の天☆金正子 at 2009年11月07日 07:59
はぢめまして。TREviewから来ました。
ライミやりましたねw。スパイダーマンもいいけど『死霊のはらわた』的な作品が再び見られるとはw。P・ジャクソン監督だって『LOTR』の大ヒットで気をよくしてか昔のようなホラーは作らないし。ライミだけですよ。まだ頑張ってるのはw。
『スペル』はそんなに死人が出ないのにも係わらずこんなに面白くしたのは流石ライミとしか言わずにいられませんねw。
ライミやりましたねw。スパイダーマンもいいけど『死霊のはらわた』的な作品が再び見られるとはw。P・ジャクソン監督だって『LOTR』の大ヒットで気をよくしてか昔のようなホラーは作らないし。ライミだけですよ。まだ頑張ってるのはw。
『スペル』はそんなに死人が出ないのにも係わらずこんなに面白くしたのは流石ライミとしか言わずにいられませんねw。
Posted by ブリ at 2010年04月04日 12:31
みたみた。
最後はえぇ〜〜〜っ! て感じ。
まぁ、見え見えだよ〜って人もいるみたいだけどねぇ。
まぁまぁ楽しめたかな。
最後はえぇ〜〜〜っ! て感じ。
まぁ、見え見えだよ〜って人もいるみたいだけどねぇ。
まぁまぁ楽しめたかな。
Posted by びど at 2010年05月31日 20:02
ブリさんコメントありがとうございます
DJポチです。
返事が送れて申し訳けありません。
私はライミの余裕というか、力の入れ方が絶妙にまっちしている作品だなーと思うわけですよ。
ユーモアに溢れるホラーは、リアルなものよりも作るのは大変でしょうね。
メッセージありがとうございました。また、遊びに来てください。お待ちしております。
DJポチです。
返事が送れて申し訳けありません。
私はライミの余裕というか、力の入れ方が絶妙にまっちしている作品だなーと思うわけですよ。
ユーモアに溢れるホラーは、リアルなものよりも作るのは大変でしょうね。
メッセージありがとうございました。また、遊びに来てください。お待ちしております。
Posted by DJポチ at 2010年07月25日 05:46
ビドさんコメントありがとうございます
DJポチです。
返事が遅れて申し訳ありません。
最後のオチはお約束というか・・・ね!
お婆さんとの格闘シーンからして、普通とは違うけど、主人公の性格は好きです
また、遊びに来てください。お待ちしております。ありがとうございました。
DJポチです。
返事が遅れて申し訳ありません。
最後のオチはお約束というか・・・ね!
お婆さんとの格闘シーンからして、普通とは違うけど、主人公の性格は好きです
また、遊びに来てください。お待ちしております。ありがとうございました。
Posted by DJポチ at 2010年07月25日 05:56
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。