ＤＪ犬による映画雑談

パフォーマンス・キャプチャーの
技術を用いて映像化した作品で
不気味なぐらいリアルなＣＧアニメだ

アニメーションとしてみなされるか
議論されたのちに
アカデミー長編アニメ賞として
最終的にノミネート候補に残っていて

アカデミー視覚効果賞の対象としても
話題になっている変わった作品です

ぬぎぷっりのいい女優さんが
映画の話題になるのはよく聞くが
主人公のベオウルフは
フルチンで戦う異常戦士として
話題をさらっている

そのブツを絶妙なカメラコントロールで
隠すテクニックはある意味すごい
しかも素手で戦うマッチョぶり

ベオウルフは
粗にして野だが卑にあらずという
言葉どおりの性格だが

こういう人にはウィグラーフのような
冷静な腹心がいて
なんだかんだ助けてくれるもの

沼から裸で現れた
アンジェリーナ・ジョリーは
母性と妖艶さが化け物じみているのがいい

家臣のアンファースが
賢さと狡猾さをもっと発揮してくれたら
物語が二転三転しただろうと思う

英雄色を好むで
失敗を犯すのだが
事実を打ち明けなかった
フローズガール王も意地悪だ

グレンデルとドラゴンの違いは
フローズガール王はエロだったが
ベオウルフは富と権力に対する
欲望のほうが強かったのかなと思う

後半にでてくるドラゴンとの対決は
ファンタジーものの定番ではあるが
空と海と場所の変化がよかった

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