2008年06月10日
シークレット・サンシャイン
夫を交通事故で亡くしたシネは
夫の故郷で再出発するため息子と
ミリャン(密陽)に引っ越して来る。
「突然豹変するシネは気持ちの葛藤を
体で表現する(びっくりした)」
地方都市に移り住んだ母子が
見舞われる悲劇と
悲嘆に暮れる彼女を見守る
不器用な男の愛の模索を描く
宗教に対する
社会批判もみどころ
冒頭にある
ミリャン(密陽)の意味が
これからのことを暗示している
都会から知り合いのいない
田舎に引っ越してきたシネ
夫を失ったことから
再出発するため
あえてこの場所を選ぶが
都会的な彼女の人付き合いは
周りから浮いた存在になる
自動車修理工場を営む
ジョンチャンがお茶を誘っても
そっけなく断るところなどがそう
地元の人間と知り合う
きっかけを作ってもらっているが
「郷に入っては郷に従え」の
生活の知恵が生かしきれなかった
このことがある事件を
引き起こす原因に繋がる
周囲の人々に同情されまいと
資産家を装ったシネの嘘を
信じた者が犯人だった
ここから物語が
展開することになるが
このあとに宗教に入信する
シネの問題がクローズアップされる
宗教問題なんかを
映画で取り上げようものなら
勧誘映像になる恐れがあり
嫌悪感を抱く人もいると思うが
宗教の力では
痛みを共有するだけで
心の負担は軽減されるが
苦しみから永遠に解放されない
宗教と金と強引な布教活動に
焦点を当てるのではなく
神と人と信仰における
矛盾の一つ(救いに関して)を丁寧に描いて
問題を提起している
もちろんあくまでも
シネの視点ということです
(いろいろな考えがあるから)
宗教に救われたシネは
犯人に赦しを与えに
刑務所へ面会にいくが
ここで思いもかけない
犯人の話に動揺し衝撃を受ける
(シネの表情の変化がすばらしい)
ここまでの節目節目に
ジョンチャンがかならずそばにいるが
一方的な片思いで
ストーカーになりかねない
難しい役をソン・ガンホが
自然体で演じている
数々の不幸で
感傷的になり気持ちをぶつける
シネに比べ
ジョンチャンは
彼女を最後まで受け止めて
尽くすに尽くす
ラストに鏡でシネを照らす
ジョンチャンの姿は
生まれ変わる彼女を優しく包んでいる
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体で表現する(びっくりした)」
地方都市に移り住んだ母子が
見舞われる悲劇と
悲嘆に暮れる彼女を見守る
不器用な男の愛の模索を描く
宗教に対する
社会批判もみどころ
冒頭にある
ミリャン(密陽)の意味が
これからのことを暗示している
都会から知り合いのいない
田舎に引っ越してきたシネ
夫を失ったことから
再出発するため
あえてこの場所を選ぶが
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周りから浮いた存在になる
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ジョンチャンがお茶を誘っても
そっけなく断るところなどがそう
地元の人間と知り合う
きっかけを作ってもらっているが
「郷に入っては郷に従え」の
生活の知恵が生かしきれなかった
このことがある事件を
引き起こす原因に繋がる
周囲の人々に同情されまいと
資産家を装ったシネの嘘を
信じた者が犯人だった
ここから物語が
展開することになるが
このあとに宗教に入信する
シネの問題がクローズアップされる
宗教問題なんかを
映画で取り上げようものなら
勧誘映像になる恐れがあり
嫌悪感を抱く人もいると思うが
宗教の力では
痛みを共有するだけで
心の負担は軽減されるが
苦しみから永遠に解放されない
宗教と金と強引な布教活動に
焦点を当てるのではなく
神と人と信仰における
矛盾の一つ(救いに関して)を丁寧に描いて
問題を提起している
もちろんあくまでも
シネの視点ということです
(いろいろな考えがあるから)
宗教に救われたシネは
犯人に赦しを与えに
刑務所へ面会にいくが
ここで思いもかけない
犯人の話に動揺し衝撃を受ける
(シネの表情の変化がすばらしい)
ここまでの節目節目に
ジョンチャンがかならずそばにいるが
一方的な片思いで
ストーカーになりかねない
難しい役をソン・ガンホが
自然体で演じている
数々の不幸で
感傷的になり気持ちをぶつける
シネに比べ
ジョンチャンは
彼女を最後まで受け止めて
尽くすに尽くす
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Posted by DJポチ at 00:09│Comments(0)
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