ＤＪ犬による映画雑談

「最悪の映画で記憶されているウベ・ボール監督と
比較されたシム監督は韓国映画興行新記録をつくった」

古来よりの伝説に記された
世界の危機に立ち向かう男女と

彼らに襲いかかる巨大なモンスター軍団を
最先端の映像技術を駆使して描く

都市でのモンスターと米軍の戦闘は
作戦や戦術などがまったくない

ＣＧで有利な夜ではなく
昼にあえて撮影している点から
スッタフの意気込みは伝わる

しかも主役の２人そっちのけで
無差別に戦闘してるものだから
ストーリーを考えずに安心して没頭できる

都市の人々も
非難もせずにコーヒーを
飲んで普段の生活をしているし
ギャグかと思った

主役の２人は運命に翻弄され
ただ逃げ回っているだけで
問題の解決手段を探そうとしない
流れに身をまかせているだけだ

これは話の展開上
ぐだぐだ感を生んでしまうので
あまりよくはない

それと２人が
人間なのかそれとも
別の存在なのか
それもわかりずらい
２人があまりにも脆すぎるからだ

２人を追う者も
知恵を使って相手を
追い込もうともしないし

米国政府の対応を
描いているのもいいが
とってつけたようにしか
みえないのは残念だ

米国では酷評の嵐だった
苦しい点も
いくつかあると思う

まず輪廻転生なる考えは
米国人からすると
神や悪魔などの神格上での
想像が一番にくると思う

つまり厄介ごとに変わりはない

それが韓国人から
米国人に人種変換してるものだから
混乱するのではないのでしょうか

世界を守る米軍では
親兄弟恋人よりも
使命が優先されるのは
周知の事実だ

転生する前の主役の２人は
世界を守る使命を放棄し
愛を選択したわけだが
そこも理解できなかったんじゃないかな

仲間にマスター（師）を
用意するのは
不可思議な力を持つもの
特有でよかったが

これに同門のライバルをつけないと
米国人は納得しないだろう
それに主人公は転生しても
フォースの力を使わないと駄目だろう

それと敵のデカイ蛇だが
蛇のモンスターなんて
Ｂ級そのものなのだから
もう少し捻りがあってもよかった

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