ＤＪ犬による映画雑談

「ディズニーファンタジーは永遠に終わらない
クラシック好きは、これをみてホットしよう」

世界で一番愛されている妖精の
誕生秘話がようやく明かされる

『ピーター・パン』に登場する小さな妖精は
生まれ持った才能を受け入れられず
苦悩する姿まで披露される

この冬、日本で公開される
ディズニーアニメは
「ＷＡＬＬ・Ｅ／ウォーリー」と
「ティンカー・ベル」ですが

完成度の高い「ＷＡＬＬ・Ｅ／ウォーリー」が
本命であるのは間違いない

しかし、冬を舞台としたアニメとしては
こちらの「ティンカー・ベル」が
季節にふさわしいディズニーアニメです

ディズニー・クラシカルとして
ティンカー・ベルを主役に持ってくる
アニメは４部作の第１弾と発表されたが

本国アメリカでは劇場公開ではなく
ＤＶＤとして発売されたことで
あまり、期待されていないことがわかる

日本での劇場公開も
これが最後で、続編はＤＶＤ発売になる
可能性が高い

華やかな芸能人にあこがれ
道具作りや修理が仕事の「もの作り」を嫌う
新成人を皮肉ったテーマだが

金融で大騒ぎして
もの作りを忘れた、米国にとっては
お灸が過ぎる、キツイものになっている

気が強い性格でも
元気ハツラツなティンカー・ベルは
落ち込んでもすぐに復活するために
みていて、楽しいことは間違いない

しかも、女の子中心で
男が脇役なのも、泥くさくなく
華やかなスプライトを美しく感じる

そのティンカー・ベルの
相棒がねずみであり
気を引く男子が二枚目なのは
どうしようもないが

仕事仲間がデブとメガネという
ステレオ・タイプは悲しくなる
ここにも二枚目を配置してほしかった

メインランドへ行くために
別の才能を開花させようとがんばるが
直観的に行動してはトラブルを連発する

最終的には自らのミスを
自らの才能で帳消しにするという
捻りのない展開に落ち着くが

彼女の奮闘は、当たり前の奇跡で
そのメッセージは悪くはない
子供にぜひ、みせてあげてほしい

これが一昔前に作られたものなら
新しい自分の才能に目覚める
「がんばれば、何でもできる」という
夢物語として終わっていたのかなと思う

ボルト

ティンカー・ベル

ＷＡＬＬ・Ｅ／ウォーリー

ルイスと未来泥棒

レミーのおいしいレストラン

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