ＤＪ犬による映画雑談

夢の世界で始まる
悪夢のパレードの
ビジュアルがまず素敵

この色彩にしても
大掛かりな道具類に
してもアニメならでわ

冒頭のさまざな
映画のワンシーンを
組み合わた箇所は

遊びがあって
夢の世界をわかりやすく
説明してくれている

夢と現実の世界観が
ハッキリしないところで
観ているものを
罠にはめるのはさすがです

それ以外にも
空を飛んでいる瞬間の
浮遊感の爽快さは

実写よりもアニメのほうが
表現できていると思うぐらい
すばらしかった

パプリカ/千葉敦子は
同一人物でありながら

実のところ
別人格であるのは

彼女自身が夢に
侵食されている
ということかな

夢の中では
何でも可能であり
変身などが魅力で
ありながら

それがラストになると
現実との曖昧さで
力が半減してしまったのは
残念で仕方がない

犯人の目的が
イマイチ掴みづらく

犯人２人の関係と
ラストの女性による
解決までの流れが
わかりづらいのと

パプリカを助ける
粉川の夢解きが

現実の殺人事件と
あまりない関係が
ないというのもね


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